「ちはやふる」あれこれ

「ちはやふる」ほか、好きな漫画、アニメなど。

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ちはやふる31巻160首感想(千早vs新)

今回は雑感です。一部ネタバレを含みます。


●雑感

団体戦三位決定戦で、千早と新がとうとう対戦することになりましたね!
今回のお話は色々と凄すぎて、もう続きが気になりすぎて、取りあえず本誌の次号の掲載予定を真っ先に確認しました。良かった、休載じゃなくて(笑)。


それにしても、三位決定戦かあ。てっきり団体戦決勝とか個人戦決勝とか、絵的に映える舞台が用意されるものと思っていたので、ここでこのカードが実現するというのが少し意外・・・というか、漫画とは思えないほどの勝敗のシビアさに驚愕です。
はー、何だかしょっぱいっすね・・・ (T_T)
「努力した者が全て報われるとは限らん。しかし、成功した者は皆すべからく努力しておる!」という格言が頭に浮かびました。

でも特に新の方に、自分個人は勝ってもチームとしては敗北してしまったからこその気づきがあったようですね。あのメモには、潮目の変化を明示的に伝えつつ、具体的な対処法に落とし込むところまで書かれていそうです。もしかしたら、チームとしてのスタイルの模索といった、長期目標をも含んでいるかもしれません。

「メモ取って」といった時、新はどのような心境だったのでしょうか。
チームとしての敗北。自分だけじゃない、みんな悔しい。支えられなかった自分への怒り。「ゴッ」とか個人的な負けず嫌いを発動している場合じゃない。今後のために、後輩のために、あげたい、伝えたい。そして、何かをあげられるほど強くーーーあのシーンには、1年前の団体戦替え玉事件のときからずっと変わらぬ新の思いが詰まっているように感じられました。


千早たちもそうですが、新たちも前述の格言でいうところの、「努力が報われなかった者」です。いくらかるた経験値の高い新とはいえ、初めての全国大会団体戦。敗北に衝撃を受け、責任を痛感して、頭が真っ白になったとしてもおかしくはない状況です。それなのに、即座に敗北から学んで次につなげようとする姿勢は、本当にすごいなと思いました。格好いいです。

(でも新ってば、千早が回り道をしながら何巻もかけて辿り着いた境地に、数ページで行き着いちゃうとか凄すぎますが、それが新クオリティなのですw
・・・ええ、わたしゃ惚れ直しましたとも♪)


「瑞沢が/藤岡東が どうするかわかる」ということは、(「千早が/新が」ではないので)個人としてよりも、両校のキャプテン対決としての要素が強い対戦になるのかもしれませんね。二人が自分のかるたに集中できる状況で対戦している姿を見たかったなぁという気もしますが(「楽しそうやなあ 千早とのかるたは(16巻)」とか、「あの情熱を 受けて立てる人間に(17巻)」とかありましたもんね!)、でも、お互い自分の意志で「当たりに行った」んですね。

ここで私が思い出したのは、1年前の夏に入院中の千早が詠んだ歌(17巻)。
「この角を 曲がってふっと会えるかな 奇跡か夢か そういうの待ち」

私はこの歌が大好きです。初めて目にした時はとても若く瑞々しい感性(珍しく乙女だ!)に、こちらの心まで洗われるかのような気持ちになったものですが、実際には千早は奇跡や夢を待つばかりではなかった。
色々あったけれど、自らの情熱と意思と努力で、自分の足でここまで辿り着いた千早が、何だかとても誇らしく感じられました。さすが我らが千早、漢前です。

そして、対戦相手として千早と新が向かい合って真正面からお互いを見据えたシーン、私はあまりの美しさに完全に持っていかれました。
迫力ある見開きの絵の美しさばかりではなく、びっくりするほどの強い力で否応なく読者を物語の始まり、すなわち、小学生の千早が新と出会って情熱を知ったあの原点に一気に引き戻すかのような、鮮烈なまでの構成の美しさに、です。

あまりのインパクトに、私の脳内からはちょっと気になっていた諸々のこと(千早が太一のハチマキをしたままっぽいとか、太一母っぽい女性がいたとか、優華璃さんがヒョロっとカードについてOBの須藤さんに頼むのは微妙に筋違いな気がするとか(いい話ではあると思うけれど)、須藤さんが最近ただのいい人に見えるとか、村尾さんはゼクシィコラボのあおりで空気読んで姿を消していた?とか、藤岡東の管野先生は桜沢先生の結婚に衝撃を受けてトイレで泣いてたりしないかとか、30巻のおまけ4コマでかなちゃんのまつ毛が3本だったとか、etc...)が、とにかく全部きれいさ~っぱり吹っ飛びました(笑)!!!!!

当ブログの別記事で、管理人の独断と偏見による「ちはやふる」におけるボーイ・ミーツ・ガールどきどき見つめあいシーンについて語っていますが、今回のシーンは文句なしにランクイン!です。

【時系列による】
①新聞配達時
②教室でぶつかった時
③雪の中の「新、新や」
④高校生になってからの再会時「会いたかった!」
⑤団体戦三位決定戦でのキャプテン対決 ← New!


団体戦では、千早と新はチームは違えど、同じものを見て、同じことを体験して、同じことを考えて、そしてとうとう正面から向かい合った。積み重ねられた札の一番下にあるのは、「せ」(下の句は「われてもすゑにあはむとそおもふ」)。
これは、離れ離れになった人ともう一度出会う運命を願う歌であると同時に、小学生の千早があのアパートの部屋で新から初めて取ったすべての始まりの札です。

今回の公式戦初対戦では、どのような戦いを見せてくれるのでしょうか。そして、戦いの後にはどのような表情を見せてくれるのでしょうか。

ずっとずっと待ち望んでいた二人の対戦、本当に楽しみです!


【おまけ(?)】
妄想列車が猛烈な勢いでアップを始めました━━━(*゚∀゚*)━━━!!

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*** COMMENT ***

NO TITLE

ねこむぎこさん、お邪魔いたします。
そして大変ご無沙汰いたしております…。
お変わりございませんでしょうか。

さて、160首ですが…。
瑞沢と藤岡東の対決が決まりましたですね。
そして真剣勝負を前に、
見開き両ページで互いを見据える千早と新…!(*≧Д≦*)キャ!

初見では↑のページの美しさにただただ驚かされてしまったのですが、
2度目以降、何だかこのふたりを凝視するのが恥ずかしくなってしまい、
ちゃんとこのページを見れていなかったりします…。(←馬鹿。)


慕わしい相手であると同時に己の総力をぶつけるに値する好敵手、という関係性。


この、愛情から発した誠実さがゆえに相手に厳しく臨む、という、
千早と新の魂がもうあまりに清々しすぎて、

この珠のように美しい精神を持つ若人たちのお顔を
ワタクシごときが直に拝するなぞ、なんとおこがましいことか…!
…的な気持ちがある一方で、

ある意味「鉄板シチュエーション」のもとにある彼らの関係性に、
激しく“萌え”を覚えてしまってもいる、という…。(>M<;)))

そんな聖俗入り乱れる気持ちがじぶんの中にぐるぐる渦巻いて、
なんだかこのページをじっと見ることが出来ずにいます。

そんな阿呆なことで…とじぶんでも思うのですが、
ナゼだか、ダメですね~www。


>今後のために、後輩のために、あげたい、伝えたい。
>そして、何かをあげられるほど強くーーー
>あのシーンには、1年前の団体戦替え玉事件のときから
>ずっと変わらぬ新の思いが詰まっているように感じられました。


ねこむぎこさんと同感です。m(_ _)m
新の「何かをあげられるほど強く」という想いは、
千早の「仲間がいるのは楽しいよって伝えたい」が伝わった証ですし、
それを今も大切に、そしてより拡散させようと努力している新が、
千早に返したいものそのものかもしれないな、と思ったり…。


>妄想列車が猛烈な勢いでアップを始めました━━━(*゚∀゚*)━━━!!


当方もです!
トップモードで妄想全開です!
もう…どうしましょうね?!お互い…。(笑)


Re: NO TITLE

musicasskyさん、こんにちは。
こちらこそご無沙汰してしておりますが、お変わりありませんか。
いつもご丁寧なコメントに、musicasskyさんの誠実なお人柄が垣間見えるようです。
どうもありがとうございます。


>そんな聖俗入り乱れる気持ちがじぶんの中にぐるぐる渦巻いて、
>なんだかこのページをじっと見ることが出来ずにいます。

あー、それ、何だかすごく分かります!
SEEさんの所で教えていただいたアレを試してみたのですが、1度目は萌えの過剰摂取で息が詰まりそうになり、震える手で挑んだ2度目は心肺機能がちょっとヤバ気な感じになり、「もうどうなっても本望・・・!」(←オイ)とばかりに臨んだはずの3度目では、なんだか急に我に返って「煩悩まみれの大人でごめんなさい」と千早と新の二人に手をついて謝りたい気分になりました(爆)。

ただのアホの子ですねwww


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