「ちはやふる」あれこれ

「ちはやふる」ほか、好きな漫画、アニメなど。

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ちはやふる31巻163首プチ感想

今回はプチ感想。一部ネタバレを含みます。


●雑感

びっくりしました!
三位決定戦では瑞沢が藤岡東に勝つのだろうとは思っていましたが、まさか新が千早に敗れるとは思いもよりませんでした。
新と太一の二人によって、千早が本来の自分を取り戻したのは良かったです。

今回は新の千早に対するかるたを通したラブレターですかね。目の前の自分を見て欲しいと。形は違えど、吉野会大会の太一がそうであったように。
新は恐らく負けるリスクがあると分かっていても、ずっと取り返したかった千早との楽しいかるたの象徴である「せ」の札を、ガリガリに狙って取りに行った。
(兄ちゃん、めっちゃ恋してますね!ヒュ~ヒュ~♪)

これって将来ドキュメンタリー番組とかで、ナレーターが「綿谷新永世名人が、その生涯でただ一度だけ、勝負よりも、リーダーとしての責務よりも、その時の己の心が欲するものを優先させた、ただ一度の戦いだった」みたいなことを言うやつなんだろうか。それに対して、新は反省はしても後悔はないという感じ・・・?

でもね~、このエピソードだけを部分的に切り取ると新好きとしては大変美味しいのですが、ストーリー的には北央に敗れてメモを取ってと指示した時のような、部長としての新が見たかったです。
また、三人がチームちはやふるに戻ってくるベクトルが、それぞれに(特に新が)異なっているかのように見えるのも気になるところです。

「新からもらったもの(情熱)が広がっていく」帰結として、千早が瑞沢の仲間にたどり着くことは理解できますが、新だって千早と太一からもらったものがあってチームを作ったはずで、それを返す団体戦の舞台でこのエピソードが消費されたことに対して、何かよく分からん感じがするなぁというのが今の段階では正直なところです。

試合後に何らかの動きがあることに期待したいですね。


【結論(?)】
村尾さん、お願いだから解説はもっと早くから頼むよ~。

ちはやふる31巻162首プチ感想

今回はプチ感想。一部ネタバレを含みます。
作中の描写に対する批判とも取れる記述を含んでいますので、気にされる方はご注意ください。愚痴というか、軽く毒を吐いています~ (^^;


●雑感


(千早)並べる札に「ちは」が来なくなった
(新) 千早はきっと この全国大会で 
    一度も「千早」にならんかったんや


長きに渡る千早の「迷走」の終わりが、ようやく見えてきたようです。これは大変良いお知らせですね。ここ数巻分の千早らしからぬ言動に対する違和感は、恐らく読者の多くが感じていたものではないかと思います。

別にいいのですよ。いつも元気で真っすぐな千早でなくったって。
己を見失うことだってあるでしょう。だって人間だもの(by みつお)。
また、自我を封印して勝負に徹するのも、団体戦でキャプテンとしての役割を果たすのも、立派なことです。・・・でも、やはり何かがおかしい。

「千早が千早ではない」状態というのは、アスリートのいわゆるスランプのようなものかと想像しますが、それを表現するのに主人公の悩みや葛藤の心理描写をほとんど用いないというのは、ストーリー漫画の表現手法としてはかなり特殊で挑戦的な試みだったと思います。(太一の退部以前は、太一の大量のモノローグと様々な描写(新に対する嫉妬とか)によって、千早の心情も、ついでにかるた解説も表現されていたのとは、非常に対照的です。)

そのような表現手法は、もしかしたら今後のカタルシスの演出に効果的に作用するのかもしれません。しかし、作中の時間では数カ月ですが、リアルタイム読者の立場では、主人公の心の動きが分かりづらいままで1年半ほど(もっとかな?起点をどこにするか次第ですが)を費やしたわけで、とにかくひたすら長かった。特に、千早の目線で物語を読もうとすると、うっかりもらい鬱をしてしまいそうな展開もあり、個人的にはしんどいなぁと思うことも正直多かったです。

もう少し千早の悩みや葛藤が明示的に描写されていたり、現状がスランプ状態にあるという提示があればまた違ったのでしょうが、千早の目線という意味では残念ながら私はついていけなかった。ただ、一連の表現を通して千早の苦しさを共有することだけはできたのかもしれません。

私の場合、暗く長い「迷走」の終わりを待ちきれなくて、千早の変化は成長に伴うものという理解でサクッと脳内補完をして折り合いをつけてしまいました(「千早が大人の階段のぼったら」という記事がそれに該当します)。でも、現在の千早のかるたがクイーンを目指すかるたに見えないことだけは指摘しておこうと思って「ボソっと独り言」という記事を書きましたが、結果的にはこちらの方が読み方として正解だったのかもしれません。さすが大人気長編。タイムスパンが半端ないです。


さて。あとは新のじいちゃん譲りのイヤなイヤーなドSかるたを通じて、千早が情熱と楽しいかるたを取り戻せるといいなぁ。千早がハッと顔を上げて新を見て、そんでもって新が柔らかく微笑んで「やっとこっち見た」なんて囁き声で言ってくれると、すんげー満足なんですが。(妄想パターンB。恥///)
(脳内アテレコ発動中。アニメ2期で、詩暢ちゃんとの対戦中に新(の中の人)が発した「ごめん」の囁きボイスはかなり秀逸でした。)

今回は、「千早が千早ではない」状態にあることに気が付いた新の少し切なそうな表情や、千早のかるたの分析を終えた後の「いつもどおり いくよ」「よろしく千早」のモノローグに、グッときました。相手を肯定も否定もしない、ただ全力を尽くすだけ、という新の姿勢は大変素敵です。もしかして、試合後に何か霧が晴れるようなセリフを千早に言ってくれるのかな?(妄想パターンC。内容省略www)

次回は太一も加わって、いよいよ大詰めでしょうか。
大変楽しみです。


【結論(?)】
何だかんだ言っても、結局はお釈迦様の手のひらの上ですかね。orz...

ちはやふる31巻161首プチ感想

今回はプチ感想。一部ネタバレを含みます。


●雑感

今回は太一のターン。
千早と新が戦っていると電話でお母さんから聞いた途端、弾かれたように小学生の頃の記憶が甦って新幹線から駆け出して行った太一。まるで暗闇から光の中に飛び出すかのような姿に、いつかまた「チームちはやふる」の再結成が見られるのかもしれないなと、希望が見えてきました!

(それにしても、太一は「Whatever you say」のTシャツを着たままで近江神宮に行くんでしょうかね? すごく気になるwww)



「君は 君も 持ってるものを無視しすぎだ」


周防さん、よくぞ言ってくれた!!! 
実は私もずーーーっとそう思っていたよ。核心を突いてくれてありがとう!

周防さんは元々「真っすぐな子は曲げたくなる」という歪みを内包したキャラですが、太一に対しては本当にいいアニキのよう。太一も周防さんに対しては、心の鎧を外して素のままの年相応の姿を見せられるんですね。

太一と周防さんは、お互いがお互いの、束の間の宿り木のような存在だったのでしょうか。千早、新、太一の立ち別れた道が再び交わる時、周防さんの役割は終わるのかもしれませんね。「君も」とは他にも同じような人がいるわけで、それが誰を指すのかもう一段の掘り下げが早く見たいところです。


それにしても、千早は一体どうしてしまったんでしょうか。
せっかく新と対峙しているというのに、厳しい表情で何だか黒いです。
新の目線でかるたを通して炙り出された千早の精神世界なのでしょうか。
新相手に5枚差をつけつつ、素晴らしいリーダーシップを発揮していますが、勝負に徹しながらも本当は苦しいのかな?
少なくとも、かるたを楽しんでいるわけではなさそうです。心配ですね。

・・・とは言いつつも、新との試合が切欠となって千早にとって何らかのブレイクスルーとなるんだろうな~と楽観しちゃっています。
だって、あの、ちっこかったチームメイト兼ナイト二人がでっかく育って、一人は目の前に、もう一人はこれから馳せ参ずるわけですしね。
それとも、試合を通して自分で何か気づくのかな?
いずれにせよ、千早に闇は似合わない。向日葵のような笑顔がいいです。

高校の3年間しかない、その集大成としての5人で並ぶ最後の畳の上。
悔いのない戦いをしてほしいなと願ってやみません。

(でも、できれば試合内容の方をもっとプリーズ!)

ちはやふる31巻160首感想(千早vs新)

今回は雑感です。一部ネタバレを含みます。


●雑感

団体戦三位決定戦で、千早と新がとうとう対戦することになりましたね!
今回のお話は色々と凄すぎて、もう続きが気になりすぎて、取りあえず本誌の次号の掲載予定を真っ先に確認しました。良かった、休載じゃなくて(笑)。


それにしても、三位決定戦かあ。てっきり団体戦決勝とか個人戦決勝とか、絵的に映える舞台が用意されるものと思っていたので、ここでこのカードが実現するというのが少し意外・・・というか、漫画とは思えないほどの勝敗のシビアさに驚愕です。
はー、何だかしょっぱいっすね・・・ (T_T)
「努力した者が全て報われるとは限らん。しかし、成功した者は皆すべからく努力しておる!」という格言が頭に浮かびました。

でも特に新の方に、自分個人は勝ってもチームとしては敗北してしまったからこその気づきがあったようですね。あのメモには、潮目の変化を明示的に伝えつつ、具体的な対処法に落とし込むところまで書かれていそうです。もしかしたら、チームとしてのスタイルの模索といった、長期目標をも含んでいるかもしれません。

「メモ取って」といった時、新はどのような心境だったのでしょうか。
チームとしての敗北。自分だけじゃない、みんな悔しい。支えられなかった自分への怒り。「ゴッ」とか個人的な負けず嫌いを発動している場合じゃない。今後のために、後輩のために、あげたい、伝えたい。そして、何かをあげられるほど強くーーーあのシーンには、1年前の団体戦替え玉事件のときからずっと変わらぬ新の思いが詰まっているように感じられました。


千早たちもそうですが、新たちも前述の格言でいうところの、「努力が報われなかった者」です。いくらかるた経験値の高い新とはいえ、初めての全国大会団体戦。敗北に衝撃を受け、責任を痛感して、頭が真っ白になったとしてもおかしくはない状況です。それなのに、即座に敗北から学んで次につなげようとする姿勢は、本当にすごいなと思いました。格好いいです。

(でも新ってば、千早が回り道をしながら何巻もかけて辿り着いた境地に、数ページで行き着いちゃうとか凄すぎますが、それが新クオリティなのですw
・・・ええ、わたしゃ惚れ直しましたとも♪)


「瑞沢が/藤岡東が どうするかわかる」ということは、(「千早が/新が」ではないので)個人としてよりも、両校のキャプテン対決としての要素が強い対戦になるのかもしれませんね。二人が自分のかるたに集中できる状況で対戦している姿を見たかったなぁという気もしますが(「楽しそうやなあ 千早とのかるたは(16巻)」とか、「あの情熱を 受けて立てる人間に(17巻)」とかありましたもんね!)、でも、お互い自分の意志で「当たりに行った」んですね。

ここで私が思い出したのは、1年前の夏に入院中の千早が詠んだ歌(17巻)。
「この角を 曲がってふっと会えるかな 奇跡か夢か そういうの待ち」

私はこの歌が大好きです。初めて目にした時はとても若く瑞々しい感性(珍しく乙女だ!)に、こちらの心まで洗われるかのような気持ちになったものですが、実際には千早は奇跡や夢を待つばかりではなかった。
色々あったけれど、自らの情熱と意思と努力で、自分の足でここまで辿り着いた千早が、何だかとても誇らしく感じられました。さすが我らが千早、漢前です。

そして、対戦相手として千早と新が向かい合って真正面からお互いを見据えたシーン、私はあまりの美しさに完全に持っていかれました。
迫力ある見開きの絵の美しさばかりではなく、びっくりするほどの強い力で否応なく読者を物語の始まり、すなわち、小学生の千早が新と出会って情熱を知ったあの原点に一気に引き戻すかのような、鮮烈なまでの構成の美しさに、です。

あまりのインパクトに、私の脳内からはちょっと気になっていた諸々のこと(千早が太一のハチマキをしたままっぽいとか、太一母っぽい女性がいたとか、優華璃さんがヒョロっとカードについてOBの須藤さんに頼むのは微妙に筋違いな気がするとか(いい話ではあると思うけれど)、須藤さんが最近ただのいい人に見えるとか、村尾さんはゼクシィコラボのあおりで空気読んで姿を消していた?とか、藤岡東の管野先生は桜沢先生の結婚に衝撃を受けてトイレで泣いてたりしないかとか、30巻のおまけ4コマでかなちゃんのまつ毛が3本だったとか、etc...)が、とにかく全部きれいさ~っぱり吹っ飛びました(笑)!!!!!

当ブログの別記事で、管理人の独断と偏見による「ちはやふる」におけるボーイ・ミーツ・ガールどきどき見つめあいシーンについて語っていますが、今回のシーンは文句なしにランクイン!です。

【時系列による】
①新聞配達時
②教室でぶつかった時
③雪の中の「新、新や」
④高校生になってからの再会時「会いたかった!」
⑤団体戦三位決定戦でのキャプテン対決 ← New!


団体戦では、千早と新はチームは違えど、同じものを見て、同じことを体験して、同じことを考えて、そしてとうとう正面から向かい合った。積み重ねられた札の一番下にあるのは、「せ」(下の句は「われてもすゑにあはむとそおもふ」)。
これは、離れ離れになった人ともう一度出会う運命を願う歌であると同時に、小学生の千早があのアパートの部屋で新から初めて取ったすべての始まりの札です。

今回の公式戦初対戦では、どのような戦いを見せてくれるのでしょうか。そして、戦いの後にはどのような表情を見せてくれるのでしょうか。

ずっとずっと待ち望んでいた二人の対戦、本当に楽しみです!


【おまけ(?)】
妄想列車が猛烈な勢いでアップを始めました━━━(*゚∀゚*)━━━!!

ちはやふる31巻159首感想(カラオケ回想)

今回は、ばらばらとした雑感です。一部ネタバレを含みます。


●雑感

太一の中で、千早とのことはすでに一応の整理がついているのだろうなと感じていましたが(155首で詩暢ちゃんと対戦した時、千早が詩暢ちゃんのかるたを「音のしないかるた」と称していたのを普通に思い浮かべたりとか)、今回の肉まん君の回想により、地区予選後に男同士でやりとりがあったことが明かされました。
千早にフラれたことを、太一はその場で肉まん君と机君に伝えていたんですね。

太一はやっと「カッコ悪い自分」を許容できるようになった、そしてそれを他者に見せられるようになったんですね。とうとう一皮むけた感じがします。
立ち別れは、千早が大人になるための通過儀礼だったと個人的には思っていますが、太一にとっても成長の過程として必要なものだったのかもしれないなあと感じました。

あの無理キスは、とにかく千早に触れたかったのだろうと当時ぼんやりと思っていましたが、今回のことでようやく分かったような気がします。
きれいな言葉で言うと、自分の想いの証を残したかったとでもいうのでしょうか。(きれいでない言葉で言うと、強制マーキングですかね。)

これまで千早が新と何かある度に太一が複雑そうな表情を浮かべていましたが、普通の方法では「仲間」以外の位置づけで千早の心に入り込むことはできなかった。だから、千早を傷つけることでようやく自分を刻み付けたというところでしょうか。もう抑えられなかったんだろうな。まるでナイフで抉るかのような激情に切なさを感じます。千早を傷つけたことや同意のないキスを肯定するものではありませんが、心情としては何となく理解できるような気もします。
(でも、あれだけ何でも器用に立ち回れるくせに、好きな女の子に対してだけは不器用だったとか、どんだけ属性付ける気だか。このイケメンめ~www)

「最低で 戻れない」と自己を断罪しつつも、静かな意思を感じさせる表情。
「立ち別れ」の歌の意味を考えると、太一の再合流の前に「戻って来い(待っている)」と言う役割の人がいるのではないかと思うのですが、それは一体誰なのか。
千早に対する贖罪の意識が強い様子であればそれは千早なのだろうと推測できますが、このような、まるで清濁併せ呑むかのような太一の表情を見てしまうと、誰なのかますます分からなくなりました。

自分でやるだけやって納得したら戻ってくる、という展開もあり得そうですね。
太一、いい男になったなあと素直に思います。

*****

今回、肉まん君はモノローグで「綾瀬が好きだ 皆と過ごした時間が大好きだ」と語っています。
・・・遅いよ!あの暗黒時代、千早は一人でめっちゃお腹が空いていたんだよ!と、正直思いました。

瑞沢メンバーが太一のことが大好きで、太一について思いを馳せている様子は数多く描写されていますが、これまで千早に対してはあまりにも淡泊な印象を受けていました。
スランプであれ何であれ、最終的には自分で立ち直るしかないとは思いますし、皆、千早が必ず戻ってくると信じているのだろうとは思ってはいましたが、でももう少し、誰か心で寄り添うというか、遠くからでも千早を見守る姿勢を見せてあげて欲しいなあと思っていたので、今回瑞沢メンバーの仲間に対する思いとして補足されたのは本当に良かったです。少し救われたような気がしました。


・・・そこへ、目線を交わす千早と新。

えっと、なにこれ。
新さん、もわわーっと色気が醸し出されてますよ~(←嗅いでいい?

ていうか、この二人の第三者視点が入らない形での見つめ合いって、もしかして1巻1首の新聞配達以来ではないでしょうか!?
ああもう、新の登場人物紹介が3番目でも、私、気にしないw


やれやれ、これでやっと安心して年越しができるぜと思ってページをめくったら、瑞沢敗退ですと!?
は~、一体どーなってしまうんでしょうか。続きが待ち遠しいですね。

どうぞ良いお年を。

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